駆除方法は防除施工標準仕様書に準じた内容です。
下記の処理を状況に応じて作業いたします。
土壌処理
床下等の土壌への薬剤の散布や注入を行います。
帯状散布法
床下の土壌表面に土壌処理剤を帯状に散布する方法です。
散布量は1㎡当たり1Lを使用します。
面状散布法
床下の土壌表面に液体の薬剤を散布する方法です。
1㎡当たり3Lを使用します。
土壌注入法
コンクリート等の下の土壌に土壌処理剤を注入し処理する方法です。
1㎡を標準とした場合1穴当たり3L~5L薬剤を注入します。
土壌表面皮膜形成工法
建物の床下土壌表面に薬剤を吹き付け土壌表面に膜をつくる工法です。
処理をする箇所の例:床下の土壌、玄関の土間、等
点検風景:底床で狭く入れない場合
床下に入れない狭い箇所でもファイバースコープでしっかりと調査します。
木部処理
床下の土台等への薬剤の吹き付けや注入を行います。
塗布処理法
木材の表面に予防駆除剤をはけなどで塗りつける方法です。
1㎡当たり300mLを使用します。
刷毛を利用して薬剤を丁寧に塗ります。
処理をする箇所の例:床下、床上、等
木材処理が必要な場合
穿孔注入処理法
ドリルで木材の1/2以上の深さまで穴をあけ、そこに駆除剤を注入する方法です。
駆除剤の浸透効果を高めるためにあけた穴にモルタルや木栓等で穴を塞ぎます。
すでにシロアリが発生している場合ドリルで穴をあけそこに薬剤を注入致します。
液剤の注入
土壌との接触面がある玄関枠はシロアリの被害が多い箇所です。
薬剤の注入など適切な処理をします。
ムースタイプの薬剤の注入
穿孔吹付処理法
モルタル仕上げなどの壁にドリルで穴をあけし、ノズルを挿入して予防薬剤を吹き付けする方法です。
吹き付け量は1㎡当たり300mLを使用します。
処理をする箇所の例:床下、床上、等
発泡処理
床下土壌表面に発泡用防蟻薬剤を発泡装置により発泡する工法です。
処理箇所例:床下がせまく入れない場合等
スマートフォーマー
"用途別の特殊なノズル
床下が7センチの隙間しかなかった為、新たに点検口を作成してタケロックMCムース専用薬剤にて発泡処理。
タケロックMCムース
(泡による捕殺処理[狭い箇所])
ベイト工法
家屋の外周にベイト剤(シロアリの好む餌に殺虫成分を配合した毒餌剤のようなもの)を一定の感覚で埋め込み、それをシロアリが巣に持ち帰ることにより、巣にいるシロアリをまるごと駆除するシロアリの習性を利用して駆除する工法。
薬剤自体は無臭で空気中に広がることもないので人間やペットにも安全な工法です。
作業箇所の清掃まで丁寧に行ないます。
使用設備及び薬剤(一部)
場所や状況に合わせて最適な薬剤を使用致します。